なぜ「まん中広場青空ランチパーク」は面白いのか?




津センターパレス横の津市まん中広場では、毎週水曜日に「まん中広場青空ランチパーク」という催しが行われています。

端的に言えば、“キッチンカーが集まって販売している”という簡単な説明で終わってしましますが、この取り組みの面白いところは、1つのキッチンカーが単独でやっていたり、別々の人が申込みをしていて気がついたらたくさん集まっていた…というのではなく、「みんなでやろうと」決めて1つのグループとして申込んで使用しているところです。

それのどこが面白いのか?

キッチンカーは当然のことながら、飲食をテーマにしたものを販売しています。
同じようなキッチンカーがたくさん集まれば当然お客さんの取り合いになります。

しかし、お客さんからすると選択肢が増えた方がいいわけです。
コンビニ弁当より、近くに「かまどや」や「ほっともっと」があった方が嬉しいわけですし、秋葉原のように同じ業種の店が集まって客の選択肢が増えることにより全体的な売上もあがったります。

しかし、ここは三重県津市という田舎。
イベントで第3者となる主催者が集めるならまだしも、同業者・当事者同士が一緒にやろうぜというのは、自分のところが売れなくても他のお店をフォローするという男気あふれる姿勢が必要となってきます。

この「売れなくても売れるようにする」という男気が面白く、NPOや市民活動が見習わなければいけないことの1つだったりします。


▼まんなかランチパークFacebookページの1記事(2014/4/9)

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