【10/24】 今年で最後!「ハッピー・ハロウィン・パーティー10」
どうも。カワキタです。
「ハッピー・ハロウィン・パーティー10」ということで、気が付けば、この企画も今年で10年目!
細かいこと言うと、2013年はやっていないので、11年間で10回目ですね。
毎年、300組以上の親子や50名近いボランティアのみなさまにご参加・ご協力していただいております。
会場には約1,000人ぐらい人が集まるんじゃないでしょうか。
しかし、この企画も津市NPOサポートセンターで開催するのは、今年で最後となります。
もともとは、11年前にスタッフで、何か子どもが中心市街地に集まってくるような起爆剤的イベントをしようというのがきっかけでした。
今は屋内で開催していますが、第1回目は屋外でした。
寒空の中、商店街を子どもたちが回ってお菓子をもらう「トリック・オア・トリート」を始め、フェイスペイントのブース、飲食のブース、紙コップを使ったランタンづくりのブースなどを出していました。
しかしフタを開けてみれば当日の参加者は親子30組。
しかも2時間のイベントだったのに、1時間ぐらいで遊びつくしてみんなが帰ってしまうという結果に。
最後に用意していた「じゃんけん大会」を、参加者1組しかいない中、スタッフとボランティアさんも入って行った悲しい記憶が…。
コンテンツも微妙だった上に、日曜の17時~19時という時間設定が追い打ちをかけて、なんかつらい記憶しか残っていません。
ちなみに、1回目のチラシがこちら
古いデータが全部ぶっとんでしまって、WEBに落ちてたものを拾ってきたので画像が荒いですが、雰囲気が伝われば幸いです。
2回目、3回目と続けていくうちに、50組、70組と増えていき(3回目からあまりに寒さに屋内に変更)、少しずつ知名度を増していきます。
さらに追い風が吹くように、「ハロウィン」という言葉が全国的にどんどん浸透してきました。
11年前に1回目やったときは、本当に「ハロウィン?何それ?おいしいの?」というレベルでした。
私自身も、女神転生のジャックランタンのイメージしかなく、とにかくカボチャとお化けでごまかしていました。
で、4回目で100組を超えたぐらいから、「マンネリ化」&「これ以上集客が伸びなさそう」&「子どもたちが毎年きたくなるイベントになっているのか」などの疑問が出てきました
ちなみに下の画像が4回目のチラシ。
さすがにど素人でも、毎年チラシを作ってると、少しずつ見栄えがよくなってくるものだなぁと。
で、この「マンネリ化」と「集客限界」を打破し、よりワクワク感が出るイベントの方法ないか…。
小さなブース出展型のイベントは、NPO界隈でよく開催されているのですが、この手法は限界だな(大人の思考回路だな)と感じていました。
何よりも、子どもたちが、本当にワクワクできて、「小さい頃、よくセンラーパレスでハロウィンのイベントに参加したわぁ」と言ってもらうためにはどうすればいいのか。
すでに、商店街を回る「トリック・オア・トリート」は目玉企画になっていたので、それにプラスアルファできる良い肉付けがないかなぁと。
そこで目に飛び込んできたのが、「ディスニーランド」のCMと「ドラえもん」の映画のCMでした。
コレだ!と気づかされました。
いままでの「ブース出展型イベント」の形態から、ストーリーを加えた「アトラクション周遊型イベント」へと変えることで、もっと可能性を広げられるかもしれない!と。
そのイベントには物語があり、それを解決するためにみんなが主人公になる。
基本はスタンプラリーなんだけど、スタンプをもらうためには、1つ1つのアトラクション(ゲーム)をクリアしていかないといけない。
イメージはテーマパーク。
ブース出店は二の次。
1日だけのテーマパークを作りたい。
その想いで作った、第5回目、第6回目のチラシがこちら
これが見事にヒット!
内容はほとんど書かれていないのに、そのワクワク感のみで200組を以上の親子にご来場いただきました。
中身も、ダンボールを切り貼りするなど手作り感満載ながらも、1つ1つ丁寧なアトラクションを作成したことで、この後、多くのリピーターに来ていただくことに繋がりました。
参加者のみなさん、ボランティアのみなさん、商店街のみなさん、スタッフで作り上げてきたハロウィンもついに10回目。
最後にどんなドラマを見せてくれるのでしょうか。
楽しみです。
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